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米、中東派遣軍に攻撃激化の可能性想定 イランの動き警戒

ロイター / 2023年10月23日 9時47分

 米国のブリンケン国務長官(写真左から2番目)とオースティン国防長官は22日にテレビ出演し、中東に派遣している米軍への攻撃が激化するほか、イランがイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘を拡大させようと狙う可能性を想定していると明らかにした。18日、テルアビブで撮影(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)

Arshad Mohammed Kanishka Singh

[ワシントン 22日 ロイター] - 米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官は22日にテレビ出演し、中東に派遣している米軍への攻撃が激化するほか、イランがイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘を拡大させようと狙う可能性を想定していると明らかにした。

米国は紛争拡大を望んでおらず、最近の中東地域への部隊や装備の配備は拡大を防ぐためのものだと説明した。

ブリンケン氏はNBCニュースの番組で、ハマスが20日に米国人の人質2人を解放したのに続き、さらに多くの人質解放を望んでいると述べた。

オースティン氏はABCの番組で「地域全体で米軍部隊や米国民に対する攻撃が、大幅にエスカレートする可能性を想定している」と語った。この紛争を拡大させようとしている組織や国には「やめるよう忠告する」とした。

米国は過去数週間で中東地域に空母2隻と支援艦、約2000人の海兵隊員を派遣している。国防総省は21日、中東に地上配備型ミサイル迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」と追加の防空システム「パトリオット」大隊を配備すると発表した。

米駆逐艦は先週、イエメンの親イラン組織フーシ派から発射された巡航ミサイル4発とドローン(無人機)十数機を撃墜したと明らかにしていた。イラクの米軍駐留基地にもドローンやロケット弾による攻撃があった。

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