インスタの子どもへの影響巡る米州当局調査、24日に最新情報公表

　１０月２３日、米マサチューセッツ州のアンドレア・キャンベル司法長官は、写真共有アプリ「インスタグラム」が子どもに有害との指摘に関し、複数の州が連携してメタに実施している調査の最新情報を２４日公表すると述べた。写真は携帯電話の画面に映るインスタグラムのロゴ。ムンバイで９月撮影（２０２３年　ロイター／Francis Mascarenhas）

[ワシントン ２３日 ロイター] - 米マサチューセッツ州のアンドレア・キャンベル司法長官は２３日、メタ・プラットフォームズ傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」が子どもに有害との指摘に関し、複数の州が連携してメタに実施している調査の最新情報を２４日公表すると述べた。

調査は２０２１年に開始し、超党派で米全土を対象に行っている。

２１年時点の発表によると、メタは子どもに対する悪影響が指摘されているインスタグラムを、子どもに利用を促すため宣伝した可能性があり、これを調べている。

メタの広報担当者は、州当局側が企業と協力して１０代の若者が利用するアプリの年齢に応じた利用基準を策定する代わりに、調査を選んだことに「失望している」と表明した。

コネティカット州とバーモント州は２４日に訴訟について話をする予定だが、どの企業が関係しているかには触れなかった。テネシー州とバージニア州は、メタやテック大手に関する記者会見を開く予定。