キャメロン英外相がイスラエル訪問、「戦闘休止は重要な機会」

英国のキャメロン外相は２３日、イスラエルを訪問し、イスラム組織ハマスによる奇襲攻撃を受けた南部地域を訪れた後、ネタニヤフ首相と会談した。イスラエルで撮影（２０２３年　ロイター/Alexander Ermochenko）

[エルサレム ２３日 ロイター] - 英国のキャメロン外相は２３日、イスラエルを訪問し、イスラム組織ハマスによる奇襲攻撃を受けた南部地域を訪れた後、ネタニヤフ首相と会談した。この後、パレスチナ当局者とも会談する。

キャメロン外相はネタニヤフ首相に対し「人道的な（戦闘の）一時休止の可能性について協議することは重要だ。人質を解放し、ガザ地区に支援を届けるための重要な機会になる」と述べた。

これに対しネタニヤフ首相は、人質全員の解放に全力を尽くしていると述べると同時に、ハマスを壊滅させる目標は変えていないと表明。「ハマスを根絶しなければ、イスラエルとパレスチナ、イスラエルとアラブ諸国との間の和平は望めない」と述べた。