1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

NZ中銀総裁、国内のインフレ高止まりに失望表明

ロイター / 2024年5月23日 12時5分

 5月23日、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のオア総裁(写真)は、インフレは鈍化しているものの、国内のインフレ要因が依然低下の動きを示していないと失望を表した。写真はニュージーランドのウェリントンで2019年4月撮影(2024 ロイター/Charlotte Greenfield)

Lucy Craymer

[ウェリントン 23日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のオア総裁は23日、インフレは鈍化しているものの、国内のインフレ要因が依然低下の動きを示していないと失望を表した。

国内ラジオ局NewstalkZBに、「インフレが低下・安定しないことが最大のリスク」と語った。

中銀は22日、政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を5.5%に据え置いた。

オア氏はその後、議会の委員会で、保険、住居費、地方自治体の費用など、特定の経済部門でインフレの高止まりが顕著になっていると指摘。「消費者物価の大部分で大幅な進展が見られたが、経済部門によってはインフレ鈍化により長い時間がかかるのが常だ」と述べた。

政府は来週、2024─25年度予算案を発表する予定で、インフレ対策としての支出抑制を求める強い圧力を受けている。

オア氏は、政府支出は減少しているものの、潜在国内総生産(GDP)の減少ペースが加速しており、ディスインフレの基調は2月より弱まっていると述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください