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ロシア、ハリス氏に慎重姿勢 報道官「両国関係に貢献ない」

ロイター / 2024年7月23日 12時1分

 7月22日、ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は22日、米大統領選でハリス副大統領(写真)が民主党候補となる可能性について、ハリス氏はロシアに対し非友好的な発言をしており、両国関係に目立った貢献をしていないと慎重な姿勢を示した。写真は米ワシントンで撮影(2024 ロイター/Nathan Howard)

Guy Faulconbridge Dmitry Antonov

[モスクワ 22日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は22日、米大統領選でハリス副大統領が民主党候補となる可能性について、ハリス氏はロシアに対し非友好的な発言をしており、両国関係に目立った貢献をしていないと慎重な姿勢を示した。

ペスコフ氏はバイデン大統領の撤退に驚いたかと質問され、「近年米国で起きていることから、われわれは何にも驚いてはならないと学んでおり、さほど驚かなかった」と述べた。

さらに、ロシアの優先事項はウクライナにおける軍事作戦の目標達成だとし、米国の情勢にかかわらず優先課題があると述べた。

このほか「現時点で両国関係からハリス氏が候補になることを評価できない」とした上で、「わが国に対して極めて非友好的な表現に満ちた発言があったが、両国関係に関するハリス氏の行動はプラスの兆候もマイナスの兆候も示していない」と述べた。

ハリス氏はウクライナのゼレンスキー大統領への支持を繰り返し表明し、ロシアは「野蛮で非人道的な」戦争を起こしていると非難している。

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