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ECB副総裁が9月の利下げ示唆、最新予測を重視

ロイター / 2024年7月23日 18時18分

 7月23日、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁(写真)は、新たなデータとマクロ経済予測によって9月の金融政策スタンスをより適切に見直すことが可能との認識を示した。写真は昨年10月、キプロス・ニコシアで撮影(2024年 ロイター/Yiannis Kourtoglou)

[ベルリン 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、インフレ率の目標水準への低下を検証する上でECBの新たな予測が「最も重要な」材料になるとし、9月利下げの可能性を示唆した。

ヨーロッパ・プレスのインタビューが23日公表された。

ECBは先週金利を据え置いたが、ラガルド総裁は次回9月の会合は「オープン」とした。インフレ圧力の後退を受け、複数の当局者は追加利下げに言及している。

デギンドス副総裁は先週の金利据え置きについて、9月には2026年にかけてのインフレ予測などより多くのデータが得られることが背景にあったと説明。

「9月にはさらに2カ月分のインフレデータが揃うが、新しいマクロ経済予測が最も重要になる」と語った。

また「われわれがもっと確信を得たいと言うのは、2025年末のインフレ率、つまり中期的インフレ率が2%になると確信することだ。それが重要な問題だ」と述べた。

6月に発表されたECBの予測では、インフレ率は来年第4・四半期に2.0%まで低下するとされている。

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