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米テスラ、第2四半期は利益率5年ぶり低水準 値下げなど重し

ロイター / 2024年7月24日 7時8分

米電気自動車(EV)大手テスラが23日発表した第2・四半期決算は予想外の増収となった。2023年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)

Hyunjoo Jin Akash Sriram

[23日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラが23日発表した第2・四半期決算は、利益率が5年超ぶりの水準に落ち込んだ。需要回復を狙った値下げや人工知能(AI)プロジェクトへの支出拡大が重しとなった。

規制クレジットを除いた自動車事業の粗利益率は14.65%と、ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想の16.29%を下回った。

株価は引け後の時間外取引で約4%下落した。

テスラは販売減速や競争激化に直面する中、第2・四半期に10%以上の従業員を削減した。

同社は決算について、主にAIプロジェクトによる営業費用の増加やリストラ費用などが利益を圧迫したと説明した。

「より低価格のモデルを含む新型車の計画は2025年前半の生産開始に向けて順調に進んでいる」と表明。ただ、新型車のコスト削減は従来予想より小幅にとどまるとの見通しを示した。

第2・四半期の純利益は14億8000万ドルで、前年同期の27億ドルから減少した。調整後の1株利益は0.52ドルと、LSEGがまとめた市場予想の0.62ドルを下回った。

売上高は255億ドルと、前年同期の249億3000万ドルから増加し、アナリスト予想の247億7000万ドルを上回った。

第2・四半期納入台数は2四半期連続で減少したものの、市場予想は上回った。

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