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メキシコ司法改革、民主主義に「大きなリスク」=米大使

ロイター / 2024年8月23日 11時43分

 8月22日、米国のサラザール駐メキシコ大使は、メキシコの司法制度改革案について、同国の民主主義や米国との貿易関係を脅かすものだと述べ、成立をけん制した。写真は司法制度改革案に抗議するメキシコの連邦裁判所職員。シウダー・フアレスで21日撮影(2024 ロイター/Jose Luis Gonzalez.)

[メキシコ市 22日 ロイター] - 米国のサラザール駐メキシコ大使は22日、メキシコの司法制度改革案について、同国の民主主義や米国との貿易関係を脅かすものだと述べ、成立をけん制した。

最高裁を含む判事を国民の直接投票で選出する改革項目について「メキシコの民主主義の機能に対する大きなリスク」になると警告。メキシコにとって最大の貿易相手国である米国からこれまで出た最も強い批判コメントとなった。

サラザール氏は、両国の貿易関係はメキシコの法的制度への投資家の信頼度に依存しており、改革が承認された場合は関係が脅かされると指摘。

司法の強化と汚職防止を保証する適切な保護条項が必要だとも述べ、改革によってメキシコの司法が組織犯罪の影響を受けやすくなる可能性があるとの見方を示した。

カナダのクラーク駐メキシコ大使も22日のイベントで司法制度改革を批判。「投資家は安定を求め、問題があった場合に機能する司法制度を望んでいる」と述べた。

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