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JPXプライム150の定期入れ替え、トヨタやソフトバンクGを新たに追加

ロイター / 2024年8月23日 18時46分

Mayu Sakoda

[東京 23日 ロイター] - 日本取引所グループ傘下のJPX総研は23日、「JPXプライム150指数」の定期入れ替えの対象銘柄を発表した。新たにトヨタ自動車、ソフトバンクグループなど20銘柄を採用し、商船三井など19銘柄を除外する。新しい構成銘柄による指数の算出・公表は30日から行われる予定。

トヨタ、ソフトバンクGは6月末時点でのPBR(株価純資産倍率)が1倍超となったため、今回新たに採用された。JPXプライム150指数は、資本収益性と市場評価の2つの観点から、価値創造が推定される日本企業を選定する趣旨で昨年7月から算出が始まった。日本株市場の魅力向上への寄与を目指す考え。

ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「これからは持続性、継続性を確保できるか。数年後、パフォーマンス次第では機関投資家も運用のベンチマークとして採用する可能性もある」と話す。現時点では、野村証券と大和証券がJPXプライム150指数を連動対象とする上場投資信託(ETF)などを運用している。

JPXプライム150の年初来上昇率は13.5%と、日経平均株価(同14.6%)、東証株価指数(TOPIX、同13.4%)とパフォーマンスは横並びとなっている。井出氏は「JPXプライム150は指数の性格上、TOPIXよりもグロース寄り。米国が金利低下局面に入る中、これからはグロース株優位の市場環境になる可能性があり、実力を発揮しやすくなるだろう」とみている。

◎JPXプライム150指数の定期入れ替え銘柄選定の結果は以下の通り。

追加20銘柄 除外19銘柄

2222.T 寿スピリッツ 2175.T エス・エム・エス

3923.T ラクス 4502.T 武田薬品工業

4194.T ビジョナル 4587.T ペプチドリーム

4613.T 関西ペイント 4686.T ジャストシステム

4980.T デクセリアルズ 4751.T サイバーエージェント

6417.T SANKYO 4928.T ノエビアHLDG

6544.T ジャパンエレベーターサービスH 4974.T タカラバイオ

6701.T 日本電気 5384.T フジミインコーポレーテッド

7203.T トヨタ自動車 5423.T 東京製鐵

7936.T アシックス 6055.T ジャパンマテリアル

8015.T 豊田通商 6460.T セガサミーHLDG

8053.T 住友商事 6963.T ローム

8058.T 三菱商事 6966.T 三井ハイテック

8630.T SOMPO HLDG 8876.T リログループ

8725.T MS&ADインシュアランスHD 8919.T カチタス

8801.T 三井不動産 9101.T 日本郵船

8802.T 三菱地所 9104.T 商船三井

8830.T 住友不動産 9107.T 川崎汽船

9552.T M&A総研HLDG 9684.T スクウェア・エニックスHLDG

9984.T ソフトバンクグループ - -

※非定期の除外(ベネフィット・ワン)に伴い、除外は19銘柄のみ

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