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米国株式市場=急反発、FRB議長が9月利下げ明確に示唆

ロイター / 2024年8月24日 6時33分

米国株式市場は、急反発して終了した。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米国株式市場は、急反発して終了した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が9月の次回会合で利下げが決定される可能性が高いと強く示唆したことを受け、買いが広がった。

パウエルFRB議長は年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で行った講演で、インフレはFRBの目標である2%に向かいつつあるため、政策を調整する「時期が来た」と言及。FRBの「仕事はまだ完了していない」としつつも、物価安定回復に向け「かなりの進展を遂げた」とし、「インフレが2%回帰に向け持続可能な軌道に乗っているという確信が強まった」と述べた。

カーソン・グループ(ネブラスカ州オマハ)のチーフ・マーケット・ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「株式市場は長らく待たされていたが、市場が待ち望んでいたハト派的な転換がようやく示された」とし、「FRBは明らかにハト派に転じている。パウエル議長は9月に利下げに着手すると明確に示した」と述べた。

パウエル議長の講演を受け、主要3指数はそろって急伸。半導体大手エヌビディアのほか、アップルやテスラなどの大型株が上げたことが大きな押し上げ要因となった。

金融株も上昇したほか、小型株や地方銀行株もアウトパフォーム。S&P500の全11セクターがプラス圏で終了した。

個別銘柄では、クラウドベースの人事(HR)・会計ソフトを手掛ける米ワークデイが12.5%高。四半期業績が予想を上回ったほか、10億ドルの自社株買い計画を発表したことが好感された。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を8.08対1の比率で上回った。ナスダックでも3.68対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は105億7000万株。直近20営業日の平均は118億8000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 41175.08 +462.30 +1.14 40879.1 41207.9 40842.9

2 2 6

前営業日終値 40712.78

ナスダック総合 17877.79 +258.44 +1.47 17772.7 17941.2 17700.2

3 7 7

前営業日終値 17619.35

S&P総合500種 5634.61 +63.97 +1.15 5602.49 5641.82 5585.16

前営業日終値 5570.64

ダウ輸送株20種 15970.45 +253.51 +1.61

ダウ公共株15種 1010.47 +1.83 +0.18

フィラデルフィア半導体 5228.65 +141.75 +2.79

VIX指数 15.86 -1.69 -9.63

S&P一般消費財 1503.57 +25.13 +1.70

S&P素材 584.17 +7.78 +1.35

S&P工業 1092.68 +11.24 +1.04

S&P主要消費財 875.63 +2.02 +0.23

S&P金融 737.63 +6.66 +0.91

S&P不動産 271.96 +5.34 +2.00

S&Pエネルギー 688.81 +10.05 +1.48

S&Pヘルスケア 1810.72 +9.35 +0.52

S&P通信サービス 303.07 +1.51 +0.50

S&P情報技術 4362.95 +71.23 +1.66

S&P公益事業 381.64 +1.12 +0.29

NYSE出来高 8.58億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 38365 - 45 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 38330 - 80 大阪比

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