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米国株式市場=上昇、ダウ最高値更新 FRB高官が利下げの正当性主張

ロイター / 2024年9月24日 6時45分

米国株式市場は小幅上昇して取引を終えた。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米国株式市場は小幅上昇し、ダウ工業株30種が終値での最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)の先週の利下げを受け、相場のトレンドが持続するかを見極める雰囲気も強く、主要指数の上げ幅は限定的となった。

FRBの大幅利下げ後に主要株価指数は月間でプラスとなっており、月末まで好調を維持できれば歴史的に軟調な9月の相場傾向を覆すことになる。

CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「投資家は(米経済の)ソフトランディングが最も確実な見通しなのかどうかを見極めようとする姿勢をなお見せている」と指摘した。

投資家はFRBが通常の2倍となる0.5%ポイントの利下げに踏み切った理由を探っており、この日はFRB当局者3人による発言が材料視された。

アトランタ地区連銀のボスティック総裁などは利下げについて、正しい判断だったとの認識を示し、年内のさらなる利下げに支持を示した。

また、9月の米総合購買担当者景気指数(PMI)は米企業活動のい堅調維持を示したが、同時にモノやサービスの平均販売価格は6カ月ぶりの高い伸びとなり、今後数カ月でインフレが加速する可能性も示唆した。

今週は27日発表の個人消費支出(PCE)価格指数が注目されている。

個別銘柄ではメタ・プラットフォームズが0.6%上昇。シティグループが目標株価を引き上げた。

半導体大手インテルは3.05%高となり、値上がり率上位に入った。米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントインテルに最大50億ドルの投資を提案したとの報道を受けた。

自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1.72%下落。バーンスタインが投資判断を「アウトパフォーム」から「マーケットパフォーム」に引き下げた。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.48対1の比率で上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 42124.65 61.29 0.15 42060.4 42190.05 42012.22

前営業日終値 42063.36

ナスダック総合 17974.27 25.95 0.14 17994.91 18021.58 17936.37

前営業日終値 17948.32

S&P総合500種 5718.57 16.02 0.28 5711.9 5725.36 5704.22

前営業日終値 5702.55

ダウ輸送株20種 15884.52 129.52 0.82

ダウ公共株15種 1058.35 7.49 0.71

フィラデルフィア半導体 5025.81 25.75 0.51

VIX指数 15.89 -0.26 -1.61

S&P一般消費財 1602.81 20.59 1.3

S&P素材 596.5 5.13 0.87

S&P工業 1131.53 7.43 0.66

S&P主要消費財 891.23 5.02 0.57

S&P金融 756.57 0.76 0.1

S&P不動産 282.06 3.14 1.13

S&Pエネルギー 685.35 8.85 1.31

S&Pヘルスケア 1801.38 -4.52 -0.25

S&P通信サービス 308.53 -0.45 -0.15

S&P情報技術 4326.09 -3.31 -0.08

S&P公益事業 408.3 3.93 0.97

NYSE出来高 10.15億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 38265 + 735 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 38115 + 585 大阪比

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