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ボーイング、労組に30%賃上げなどの新提案 スト終結はまだ見通せず

ロイター / 2024年9月24日 7時16分

9月23日、 米航空機大手ボーイングは、ストライキを続ける労働組合に対して4年間で30%の賃上げなどを含む新たな提案を行った。写真は13日、米ワシントン州レントンでピケを行うボーイングの工場職員(2024年 ロイター/Matt Mills McKnight)

Allison Lampert David Shepardson

[23日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは23日、ストライキを続ける労働組合に対して4年間で30%の賃上げなどを含む新たな提案を行った。経営側は「最善かつ最終」の提案だとしている。

ボーイングが労組執行部に送った書簡によると、今回の案には、年次賞与の復活や退職給付金積み増し、雇用契約締結時の賞与を2倍の6000ドルにすることなども含まれる。

労組に属する従業員は年次賞与復活に加えて、40%の賃上げを要求しており、この提案を受け入れるかどうかはまだ分からない。

労組は12日、執行部と経営側が暫定合意した25%の賃上げなどの労働協約を投票で否決し、13日からストに突入した。

米北西部の工場従業員3万2000人余りが加盟するボーイング最大の労組、国際機械工労組(IMA)幹部は、最新提案を検討していると述べた。

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