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英銀ロイズ、第3四半期利益は予想上回る 通年業績見通し据え置き

ロイター / 2024年10月23日 17時15分

10月23日、 英銀ロイズ・バンキング・グループが発表した第3・四半期決算は利益が予想を上回った。ロンドンの同銀店舗で2021年10月撮影(2024年 ロイター/Tom Nicholson)

Sinead Cruise

[ロンドン 23日 ロイター] - 英銀ロイズ・バンキング・グループが23日発表した第3・四半期決算は利益が予想を上回った。2024年の業績ガイダンスを再確認した。

英国最大の住宅ローンの貸し手であるロイズの税引前利益は18億ポンド(23億4000万ドル)で、前年同期の19億ポンドから減少したものの、アナリスト予想の16億ポンドを上回った。

ロイズのような金融機関はここ数年、金利上昇の恩恵に浴していたが、現在は金利が低下する中でリターンを維持するという課題に直面している。

ロイズは堅調な四半期業績の要因として、継続的なコスト管理、資産の質の高さなどを挙げた。

貸出残高は主にクレジットカード・無担保ローンの伸びにより、前期比46億ポンド増の4570億ポンドとなった。

ロイズは今年の住宅価格が3.1%上昇するとの見通しを示した。

通年については有形自己資本利益率が13%前後、純金利マージンが2.9%強と見込んでいる。

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