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中印、5年ぶり首脳会談 相違点解決と関係強化で合意

ロイター / 2024年10月24日 4時6分

中国の習近平国家主席(右)は23日、訪問先のロシア西部カザンでインドのモディ首相(左)と会談を行った。同日撮影(2024年 ロイター/China Daily via REUTERS)

[ニューデリー/北京 23日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は23日、訪問先のロシア西部カザンでインドのモディ首相と会談を行った。両首脳の正式会談は5年ぶり。2020年にインド北部ラダック周辺で衝突して以来、冷え込んでいた両国の関係が改善し始めたことを示唆した。

インドと中国は軍事的・外交的緊張を抱えながらも強固な貿易関係を維持してきた。緊張緩和により、インドへの中国による投資が増加すると期待されている。

中国国営中央テレビ(CCTV)によると習主席は、意思疎通と協力を強化し、対立や相違を解決して互いの発展の夢を実現すべきだとモディ首相に伝えた。

また、モディ首相が二国間関係の改善と発展に向けたアイデアを提示し、習主席はこれに原則同意したという。詳細は明らかになっていない。

モディ首相は、両国関係には平和と安定、相互信頼、尊重が極めて重要だとも述べた。インド国営放送ドゥルダルシャンの報道によると、モディ首相は「過去4年間に浮上した問題に関する合意を歓迎する」と述べた。

インドと中国は21日、ヒマラヤ山中の国境地帯のパトロールに関する取り決めに合意している。

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