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米コカ・コーラ、24年通期売上高10%増目指す 米需要堅調で

ロイター / 2024年10月24日 1時44分

米飲料大手コカ・コーラは23日、2024年通期の為替変動や買収影響を除いたベースの売上高が約10%増になるとの見通しを公表した。5月撮影(2024年 ロイター/Benoit Tessier)

[23日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラは23日、2024年通期の為替変動や買収影響を除いたベースの売上高が約10%増になるとの見通しを公表した。米国での需要が底堅く推移していることが要因。

従来見通しは9─10%増としており、これまでの見通しの上限の達成を目指す。

ただ、通期の調整後利益見通しを5─6%増に据え置いたため、株価は寄り付き前の時間外取引で一時0.5%下落した。

第3・四半期決算の純売上高は前年同期比0.3%増の119億5000万ドルだった。LSEGがまとめた2.62%減の116億ドルとの市場予想を上回った。

調整後の1株当たり利益は0.77ドル。市場予想は0.74ドルだった。

平均販売価格は10%上昇したものの、ケース単位販売数量は1%減少した。

コカ・コーラの株式を保有するF/m インベストメンツの上級ポートフォリオマネージャー、クリスチャン・グライナー氏は、投資家は販売量の伸びを期待していたが、販売量は中東や中国の価格を重視する消費者の影響を受けたとの見方を示した。

北米の売上高が12%増だった一方、欧州、中東、アフリカは7%減、アジア太平洋地域では4%減だった。

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