トランプ氏、麻薬撲滅運動開始を表明 メキシコのカルテルをテロ組織指定へ
ロイター / 2024年12月23日 9時48分
トランプ次期米大統領は12月22日、西部アリゾナ州フェニックスで開かれた保守派団体「ターニング・ポイント」の会議で演説し、オピオイド(医療用麻薬)のフェンタニル過剰摂取など麻薬問題に対し撲滅運動を新たに始めると表明した。同日、フェニックスで撮影(2024年 ロイター/Cheney Orr)
Alexandra Ulmer
[フェニックス(アリゾナ州) 22日 ロイター] - トランプ次期米大統領は22日、西部アリゾナ州フェニックスで開かれた保守派団体「ターニング・ポイント」の会議で演説し、オピオイド(医療用麻薬)のフェンタニル過剰摂取など麻薬問題に対し撲滅運動を新たに始めると表明した。
また、選挙公約に基づき「(大統領就任後、メキシコの)麻薬カルテルを直ちにテロ組織に指定する方針だ」と述べた。
次期政権による麻薬撲滅運動の対策費についてトランプ氏は「多額の資金」を投入すると明らかにした。ただ、他の政策的支出と比較し「相対的に見て非常に少額」と述べた。活動の詳細にはほとんど触れなかったものの、トランプ氏が麻薬撲滅運動に言及したのは初めてとみられる。
トランプ氏が打ち出した撲滅運動は1980年代に共和党のファーストレディー、ナンシー・レーガン夫人が先頭に立って若者に麻薬を断ち切るよう促した「ジャスト・セイ・ノー(ただノーと言おう)」運動を思い起こさせるものだ。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1トランプ氏が鑑賞していた「花火」も中国製だった 最大の輸出先はアメリカなのに…“追加関税発動”で中国・花火の街からも不安の声
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 16時46分
-
2「南モンゴルのマンデラ」緊急搬送「注視を」楊海英氏、中国の軟禁下もノーベル平和賞候補
産経ニュース / 2025年2月5日 14時30分
-
3ロシア、トランプ氏の発言歓迎 ウクライナのNATO加盟巡り
ロイター / 2025年2月5日 19時27分
-
4トランプ氏の「ガザ所有」は国際法違反の可能性…ジュネーブ条約で強制移住を禁止
読売新聞 / 2025年2月5日 20時48分
-
5トランプ氏の放水命令で数十億リットルの水が無駄に 専門家
AFPBB News / 2025年2月5日 12時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)