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イーライリリー肥満治療薬、米FDAが睡眠呼吸障害薬として承認

ロイター / 2024年12月23日 13時40分

12月20日、米食品医薬品局(FDA)は米製薬大手イーライリリーの肥満症治療薬「ゼップバウンド(一般名チルゼパチド=写真)」を閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の治療薬として承認した。OSAを直接治療するために承認された初めての薬となった。2023年12月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Bhanvi Satija

[20日 ロイター] - 米国食品医薬品局(FDA)は20日、米製薬大手イーライリリーの肥満症治療薬「ゼップバウンド(一般名チルゼパチド)」を閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の治療薬として承認した。OSAを直接治療するために承認された初めての薬となった。

同社によれば、肥満症の成人における中等度から重度のOSAへの効果が認められた。

OSAの患者は睡眠中に呼吸が短時間停止し、睡眠サイクルを乱し、心臓疾患などの長期的合併症を引き起こす恐れがある。世界中でおよそ10億人が影響を受けているとされる。

ゼップバウンドは元々2型糖尿病用に開発されたもので、食欲を抑え、胃をゆっくりと空にする作用がある。

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