1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

LGディスプレー、第1四半期は営業赤字拡大 需要低迷

ロイター / 2020年4月23日 18時23分

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国のLGディスプレー<034220.KS>が発表した第1・四半期決算は、5四半期連続で営業赤字を計上した。新型コロナウイルスの感染拡大でスマートフォン、テレビ向けのディスプレー需要が低迷した。同社は米アップル に製品を供給している。

第1・四半期の営業赤字は3620億ウォン(2億9470万ドル)。前年同期は1320億ウォンの赤字。リフィニティブ・スマートエスティメートによると、市場予想は3900億ウォンの赤字だった。

収入は20%減の4兆7000億ウォン。

同社は声明で「製造業は新型コロナ感染症の流行の影響を受けており、今後さらに需要が不安定になるだろう。外出禁止措置とそれに伴うオンライン利用の急増でIT製品の需要は拡大する見通しだが、今後も厳しい状況が続くことは避けられない」と表明した。

アナリストによると、中国で新型コロナの感染拡大がピークに達した時期には液晶パネル価格が値上がりしたものの、その後、中国メーカーが業務を再開し、市場は供給過剰になっている。

トレンドフォース傘下のウィッツビューによると、LGディスプレーの主力製品である50インチ型のテレビ向け液晶パネル価格は前期比で1%強上昇した。

LGディスプレーは、損失に歯止めをかけるため、テレビ用液晶パネルの国内生産を年内に停止すると発表している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください