三菱重も航空機部品の生産一時停止、ボーイング減産の影響が波及
ロイター / 2020年4月23日 19時24分
[東京 23日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>は23日、米航空機製造大手ボーイング
操業を一時停止するのは、名古屋航空宇宙システム製作所内の大江工場(名古屋市)。同工場はボーイングの中型旅客機「787」向けの主翼などを手掛けている。部門や人によって休業する日数や期間はそれぞれ異なるが、5月11日から29日の間で10日を上限として休業する。対象者には休業補償も支払う。
ボーイングは20日から生産を順次再開しているが、新型コロナの影響で大幅な減便を強いられている航空会社の経営が悪化しており、今後の受注動向は不透明な情勢だ。ボーイングに航空機部品を多く納入している日本の航空機産業にも影を落とし始めている。
三菱重工に先立ち、川崎重工業<7012.T>とSUBARU(スバル)<7270.T>が17日には生産調整を発表している。
川崎重工は名古屋第一工場(愛知県弥富市)の787型機向け部品生産について、土日を除く4月20日から28日まで7日間休止。従業員約250人には休業補償を支払う。4月29日から5月6日まではゴールデンウィーク期間で、5月7日から操業を再開する予定。787型機以外の機体向け生産は続ける。
スバルは、787型機の中央翼を生産する半田工場と半田西工場(いずれも愛知県半田市)で4月20日から5月1日まで操業を一時見合わせる。操業再開は同社が設定した大型連休明けの11日からを予定している。
(白木真紀)
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1コメが品薄、価格が高騰 米穀店や飲食店直撃「ここまでとは」
産経ニュース / 2024年7月21日 17時41分
-
2ウィンドウズ障害、便乗したフィッシング詐欺のリスク高まる…復旧名目に偽メール・偽ホームページ
読売新聞 / 2024年7月22日 0時0分
-
3システム障害、世界で余波続く=欠航、1400便超
時事通信 / 2024年7月21日 22時45分
-
4円安は終わり?円高反転4つの理由。どうなる日経平均?
トウシル / 2024年7月22日 8時0分
-
5高速SA「全面閉鎖します」15時までに全車出よ 花火大会に向け超警戒
乗りものニュース / 2024年7月21日 17時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)