マレーシア、5月12日まで移動制限延長 インドネシアも6月初めまで

マレーシアのムヒディン首相は２３日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた移動制限令を５月１２日まで延長すると発表した。シャーアラムで２０日撮影（２０２０年　ロイター/LIM HUEY TENG）

［クアラルンプール／ジャカルタ　２３日　ロイター］ - マレーシアのムヒディン首相は２３日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた移動制限令を５月１２日まで延長すると発表した。

同令は３月１８日に施行され、延長は３回目となる。

ムヒディン首相は移動制限令が再度延長される可能性があるとしつつも、「新型コロナ感染例が著しく減少すれば、複数のセクターで段階的に制限を解除する可能性がある」と述べた。

マレーシアの新型コロナ感染者は累計５６０３人、死者は９５人。

インドネシア運輸当局もこの日、ウイルス感染拡大防止に向けた取り組みの一環で、航空機および船舶の国内外の旅行を６月初旬まで制限すると発表した。２４日から実施し、貨物や政府高官の移動などを除き、航空機による移動は６月１日まで、船舶による移動は６月８日までそれぞれ禁止される。