米FRB、銀行の日中当座貸越に関する要件を緩和 新型コロナで
ロイター / 2020年4月24日 7時51分
[ワシントン 23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は23日、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)が続く期間、融資が確実に継続されるよう、銀行の日中当座貸越に関する要件を一時的に緩和すると発表した。
プライマリークレジットプログラムの対象行向けに、無担保の日中当座貸越に関する制限と手数料を一時的に免除する。また、セカンダリークレジットプログラムの対象行が担保付貸し出しを要請するプロセスの簡素化も行う。
FRBは今回の措置について、FRBに対する信用リスクが高まるとは考えていないとし、この不安定な局面において日々の信用ニーズに対応するための日中当座貸越の利用促進につながるとの見解を示した。
声明で「健全な金融機関による日中当座貸越の定期的な利用を促すFRBの取り組みに沿った措置で、実際にはこの取り組みを強化するものとなる」と説明。新型コロナ感染拡大と景気悪化により、一部の銀行は「予期しない日中流動性の制約に直面する可能性」があると指摘した。これらの変更は全て9月末まで適用される。
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