ＥＵ、航空旅客のコロナ対策で合意 マスク着用など

欧州連合（ＥＵ）加盟国は、新型コロナウイルス感染拡大抑制に向け、航空機内や空港内でのマスク着用などを含む共通の航空安全基準で合意した。ローマの空港で６月撮影（２０２０年　ロイター/GUGLIELMO MANGIAPANE）

［ベルリン　２３日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）加盟国は、新型コロナウイルス感染拡大抑制に向け、航空機内や空港内でのマスク着用などを含む共通の航空安全基準で合意した。

ドイツのショイアー運輸相は２３日、欧州航空業界に関する会合で「ドイツの提案が欧州レベルで採用され、共通の基準の導入で合意が得られた」と述べた。

６歳以上の乗客に口と鼻を覆うことを求めるほか、空港でソーシャル・ディスタンシング（社会的距離の確保）を実施する。ただ、航空機内で通路に接していない中央の座席を空席にすることは求めない。