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WHO、独立性疑う発言に惑わされず 人命救助に注力=事務局長

ロイター / 2020年7月24日 2時39分

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は23日、ポンペオ米国務長官がテドロス氏の独立性を疑問視する発言をしたと報じられたことについて、WHOの新型コロナウイルス対応が阻害されることはないとの考えを示した。ジュネーブで2月撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ 23日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は23日、ポンペオ米国務長官がテドロス氏の独立性を疑問視する発言をしたと報じられたことについて、事実とは異なり、こうしたことでWHOの新型コロナウイルス対応が阻害されることはないとの考えを示した。

WHOに対しては、トランプ米大統領が「中国中心主義」などと批判。こうした中、ポンペオ長官が訪問先のロンドンで、テドロス氏の独立性を疑問視する発言をしたと報じられた。

テドロス氏は記者会見で「発言は事実とは異なり、根拠はない」とし、「WHOは人々の命を救うことのみに注力している。WHOはこうした発言に惑わされることはない。国際社会も惑わされてはならない」と述べた。

新型コロナウイルスの感染状況については、「全感染者数の約半分が3カ国での感染となっている」とし、「比較的少数の国で感染が集中的に拡大している」と述べた。

ロイターの集計によると、米国の感染者数は22日に400万人を超えた。米国で初めて感染が確認されたのは1月21日。感染者の累計が100万人に達するのに要した日数は98日。その後感染拡大は加速し、200万人は43日、300万人は27日、400万人は16日で達した。

WHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は、感染が急拡大している米国、ブラジル、インドは感染拡大を克服できると予想。3カ国とも「感染拡大対応に大きな余力を持っている」と述べた。

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