ソフトバンクＧとオープンＡＩ、合弁に190億ドルずつ出資へ＝米報道

　ソフトバンクグループと米オープンＡＩは、米国で人工知能（ＡＩ）向けデータセンターを構築する合弁事業にそれぞれ１９０億ドルを出資する。写真は、キーボードの上に置かれたオープンＡＩのロゴ。２０２４年５月、ニューヨークで撮影（２０２５年　ロイター/Dado Ruvic）

[２２日 ロイター] - ソフトバンクグループと米オープンＡＩは、米国で人工知能（ＡＩ）向けデータセンターを構築する合弁事業にそれぞれ１９０億ドルを出資する。米メディア「ジ・インフォメーション」が２２日、オープンＡＩのサム・アルトマン最高経営責任者（ＣＥＯ）が同僚に語った内容として報じた。

アルトマン氏はオープンＡＩが合弁事業「スターゲート」の４０％株式を保有すると述べた。同氏の発言からソフトバンクＧの持ち分も４０％になるとみられるという。

両社は現時点でロイターのコメント要請に応じていない。

トランプ米大統領は２１日、オープンＡＩ、ソフトバンクＧ、米オラクルによるＡＩインフラへの最大５０００億ドルの投資を発表した。

スターゲートは当初、１０００億ドルを投入し、残りの資金は今後４年間で投資する見通し。このプロジェクトはソフトバンクＧとオープンＡＩが主導している。