米P&G、10─12月期は売上高・利益が予想超え
ロイター / 2025年1月23日 12時27分
1月22日、米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が発表した2024年第2・四半期(10─12月)決算は売上高と利益ともに市場予想を上回った。写真は米ウェストバージニア州 で2021年5月撮影(2025 ロイター/Timothy Aeppel)
Ananya Mariam Rajesh Jessica DiNapoli
[22日 ロイター] - 米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が22日発表した2024年第2・四半期(10─12月)決算は売上高と利益ともに市場予想を上回った。米国で食器用洗剤やトイレットペーパーの需要が伸びる一方、中国市場も数四半期にわたる低迷から回復の兆しを見せたことが背景にある。
純売上高は前年同期比2.1%増の218億8000万ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の215億4000万ドルを上回った。
1株利益は1.88ドルでアナリスト予想は1.86ドル。
第2・四半期の為替変動・買収効果などを除いた全体の販売数量が2%増加した。一方、製品カテゴリー全体にわたり平均価格は横ばいだった。同社は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による不振の後、売り上げ拡大を価格設定に頼っていた。
幹部らは投資家との電話会議で、多くの新製品を開発中だとし、ジョン・モラー最高財務責任者(CFO)は、低価格の電動歯ブラシ「オーラルB」、ホワイトニング歯磨き粉「クレスト」、殺虫剤「Zevo(ゼボ)」などの新製品が今年度の売り上げに貢献するとの見通しを示した。
ただ、通期業績見通しは、主要市場の1つである中国が依然として低調なことを理由に据え置いた。中国の第2・四半期売上高は前年同期比3%減少したが、減少幅は前2四半期から縮小した。
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