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米国務長官、比外相と電話会談 南シナ海での中国行動で協議

ロイター / 2025年1月23日 12時40分

 ルビオ米国務長官(写真)は22日、フィリピンのマナロ外相と電話で会談し、中国の「南シナ海での危険で不安定化を誘う行動」について協議するとともに、フィリピンの防衛に対する米国の意思は「鉄のように強固だ」と明言した。写真はワシントンの米国務省で21日撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[22日 ロイター] - ルビオ米国務長官は22日、フィリピンのマナロ外相と電話で会談し、中国の「南シナ海での危険で不安定化を誘う行動」について協議するとともに、フィリピンの防衛に対する米国の意思は「鉄のように強固だ」と明言した。

マナロ氏は声明で「ルビオ国務長官からは(中国の)振る舞い地域の平和と安定を損ねており、国際法に従っていないとの考えを伝えられた」と説明した。フィリピンは南シナ海の排他的経済水域(EEZ)などで中国との対立が続いている。

ルビオ氏は21日に開催した米国、日本、オーストラリア、インド4カ国の協力枠組み「クアッド」外相会合で緊密な協力を再確認した。このクアッドとフィリピンは中国の強大化に対する懸念を共有。外相会合では、トランプ政権が中国への対峙を最優先課題としている姿勢も示された。

マナロ氏の声明によると、ルビオ氏は米国がフィリピンとの相互防衛条約に基づき、フィリピンの防衛にしっかりと関与すると強調。その上で、安全保障協力や経済関係拡大、地域協力深化の具体的な方法を話し合った。

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