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シンガポールのコアCPI、12月は前年比+1.8% 3年ぶり低水準

ロイター / 2025年1月23日 14時59分

シンガポール当局が23日発表した2024年12月の消費者物価指数(CPI)統計によると、民間道路輸送と住居費を除くコア指数の上昇率は前年比1.8%と、21年11月以来の低い伸びとなった。資料写真、2017年5月、ショッピングモールで撮影(2025年 ロイター/Thomas White)

[シンガポール 23日 ロイター] - シンガポール当局が23日発表した2024年12月の消費者物価指数(CPI)統計によると、民間道路輸送と住居費を除くコア指数の上昇率は前年比1.8%と、21年11月以来の低い伸びとなった。

ロイターがまとめた市場予想は1.7%だった。11月の1.9%から鈍化した。

12月のCPI総合指数の上昇率は前年比1.6%。市場予想は1.5%だった。

インフレ鈍化を受け、シンガポール金融管理局(MAS)が今月24日の政策見直しで金融政策を緩和する余地が生じたが、MASがトランプ米大統領の政策を見守るのかどうか、市場の見方が分かれている。

MASは22年10月に5回連続となる金融引き締めを決めて以降、政策を変更していない。

貿易産業省は25年の国内総生産(GDP)成長率が1.0―3.0%になると予測している。

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