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現代自、GMと提携協議 競争激化で収益鈍化を予想

ロイター / 2025年1月23日 16時12分

 1月23日 韓国の現代自動車が23日発表した第4・四半期(2024年10─12月)決算は販売促進費がかさみ営業利益が17%減少した。写真は 2025年型「ツーソン」。2024年3月、ニューヨーク市マンハッタンで撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国の現代自動車は23日、米ゼネラル・モーターズ(GM)への商用電気自動車(EV)の供給についてGMと協議していると発表した。

現代自動車によると、GMとの協議には共同部品購入や乗用車での提携など、さまざまな分野での協力が含まれる。両社は商用EVの供給と自動車部品の購入について、今年中に拘束力のある契約を締結することを目指す。

現代自動車のイ・スンジョ最高財務責任者(CFO)はアナリストに「本国市場だけでなく、米国でも政策が変更される可能性があり、また欧州では排ガス規制が強化されるため、今年はこれまで以上に事業の不確実性が高まると予想している」と述べた。

<第4・四半期は17%営業減益>

現代自動車が23日発表した第4・四半期(2024年10─12月)決算は販売促進費がかさみ営業利益が17%減少した。自動車需要の減退と競争激化で2025年の販売は半減すると予想した。

25年の売上高伸び率は3.0─4.0%と、24年の7.7%から鈍化を予想。営業利益率は24年の8.1%に対し、7.0─8.0%を見込んだ。

系列の起亜と合わせた販売台数が世界第3位の現代自動車は、主要市場の減速、電気自動車(EV)需要の鈍化、不安定なマクロ経済を理由に「今年はビジネスの不確実性が高まっている」と述べた。世界の自動車業界は、トランプ米政権の関税、自動車産業政策に注目している。

第4・四半期の営業利益は2兆8000億ウォン(19億5000万ドル)でLSEGスマートエスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の3兆2000億ウォンを下回った。世界小売販売台数は減少。米国とインドは堅調だったが韓国、欧州、中国が不振だった。

アナリストによると、ウォン安は本国還流利益を押し上げる一方で、外貨建て債務に関連した金融費用を増加させ、利益を圧迫した。

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