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ディスコの通期、営業利益1528億円見込む AI需要で過去最高更新へ

ロイター / 2025年1月23日 17時25分

Kentaro Okasaka

[東京 23日 ロイター] - ディスコは23日、2025年3月期の連結営業利益が前年比25.8%増の1528億円になる見通しと発表した。生成AI(人工知能)関連の需要拡大などで取引先の設備投資が活発で、過去最高を見込む。IBESがまとめたアナリスト19人の予想平均値1697億円は下回った。

通期の売上高も同21.3%増の3730億円と、過去最高を計画する。精密加工装置の出荷が堅調に推移し、10─12月期の出荷額は四半期最高を記録した。24年10-12月の想定為替レートを1ドル=135円と保守的に見込んでいたことも収益を押し上げた。

併せて発表した4─12月期の連結営業利益は前年同期比52.7%増の1150億円だった。会社予想の1052億円を上回った。

木場竜一郎IR室長は、ソフトバンクグループや米オープンAIが合弁事業「スターゲート」を立ち上げることに触れ、「AI向け、データセンター向けに国を挙げて大きな投資をしていくということで、結果的にSPE(半導体製造装置)、さらには当社の後工程にも恩恵があるだろう。強い需要が続く可能性があると考えている」と期待を示した。

ディスコは需要予測が困難として1四半期先までのみ業績予想を開示しており、25年3月期見通しの公表は今回が初めて。

期末配当予想は1株245円とした(前年同期は231円)。年間配当予想は1株369円(同307円)。

1-3月期の想定為替レートは1ドル=150円。

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