トルコ中銀、2.5%利下げ 主要金利45%に
ロイター / 2025年1月24日 1時19分
トルコ中央銀行は23日、金融政策委員会の会合で政策金利の1週間物レポ金利を250ベーシスポイント(bp)引き下げて45%とすることを決定した。2024年2月撮影(2025年 ロイター/Cagla Gurdogan)
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Ezgi Erkoyun Libby George
[イスタンブール 23日 ロイター] - トルコ中央銀行は23日、金融政策委員会の会合で政策金利の1週間物レポ金利を250ベーシスポイント(bp)引き下げて45%とすることを決定した。ロイターの調査では、回答した13人全員が45%への引き下げを予想していた。
中銀は2024年12月に利下げを開始した。インフレ率の鈍化が年末まで続くとの見通しで、今後数カ月は緩和を続ける構えを示した。同時に、主にサービス分野でのインフレが一時的な加速している可能性を指摘した。
中銀は決定後「インフレ期待と値上げの動きは抑制傾向にあるが、依然としてディスインフレの過程に対するリスクとなっている」と述べた。
ガイダンスを微修正し、これまでの金融引き締め姿勢に関し「インフレ率の持続的な鈍化により物価安定が達成されるまで」維持するとした。24年12月時点では、「毎月のインフレ率の基調が大幅かつ持続的に低下し、インフレ期待が予測された予測範囲になるまで」維持するとしていた。
トルコの24年12月の消費者物価指数(CPI)の伸び率は前年同月比44.38%。24年5月には75%に達していた。中銀は、インフレ率は今後数年間、中銀目標の5%に向かい持続的に低下すると予測している。
資産運用会社アムンディの新興市場部門の責任者はロイターに対し「ディスインフレ圧力でインフレ率と金利の双方が低下する機会がもたらされる」と述べた。
ロイターの調査中央値では、25年末までに1週間物レポ金利を30%に引き下げる見通し。
中銀は25年に金融政策決定の会合を8回開く予定。24年には12回開催した。
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