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「歴史踏まえ、親善深めたい」=天皇陛下、訪英前に会見

時事通信 / 2024年6月19日 21時6分

 天皇陛下は19日午後、22日からの英国公式訪問を前に、皇居・宮殿「石橋の間」で記者会見された。「今回の訪問を契機として、日英両国がこれまでに重ねてきた交流の歴史を踏まえながら、友好親善がさらに深まることを願っております」と述べた。

 皇后さまとの訪英は2020年に計画されたが、コロナ禍で延期されていた。この間にエリザベス女王が亡くなり、「ご存命中に伺えなかったことが心残りです」と話した。

 続いて1600年以降の日英関係や、明治以降の皇室と英王室の交流に言及。令和の即位の礼に当時皇太子だったチャールズ国王が出席したことに感謝の意を示し、国王とキャサリン皇太子妃のがん治療が順調に進むことを願った。

 第2次世界大戦で両国が敵対したことには「誠に残念なことでした」と述べた。上皇ご夫妻から戦時中の体験など、平和を思う気持ちを伺ってきたとし「私もしっかりと受け継いでまいりたい」との考えを示した。

 今回の訪問では、天皇陛下がかつて留学したオックスフォード大も訪れる。当時を「さまざまな人と出会え、研究者であればこそ味わえる感動を覚える日々」だったと回想。当時の王室との交流も明かし、チャールズ国王と川に入ってフライフィッシングをしたものの「二人とも収穫はありませんでした」との思い出を話した。

 皇后さまも同大に留学経験があり、「初めて雅子と一緒にオックスフォードを訪れ、市内を散策することを心待ちにしております」と語った。 

[時事通信社]

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