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林氏首位、小泉氏は露出増=首相候補の所得比較

時事通信 / 2024年7月1日 10時19分

 1日公開された国会議員の2023年分所得等報告書で、「ポスト岸田」など将来の首相候補に挙がる自民党の9議員を比較したところ、トップは林芳正官房長官の3210万円だった。2位は河野太郎デジタル相。講演料や出演料など、政治家の露出度を測るバロメーターとなる雑所得では、小泉進次郎元環境相が首位となった。

 林氏は議員歳費や閣僚の給与に加え、雑所得が121万円、アパート賃貸の不動産所得が554万円あった。河野氏は株式配当などを合わせて3183万円。次いで高市早苗経済安全保障担当相の2875万円、加藤勝信元官房長官の2833万円となった。

 雑所得に絞って見ると、小泉氏は前年比3.2倍の210万円。各地での講演が増えたといい、露出度を上げていることがうかがえる。世論調査で人気の高い石破茂元幹事長は原稿料や印税などの42万円(7位)で、前年から約170万円の大幅減となった。最も少なかったのは上川陽子外相の13万円だった。

 所得全体の5位以下は茂木敏充幹事長、上川氏、小泉氏、小林鷹之前経済安保担当相、石破氏の順。 

[時事通信社]

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