「高校の制服盗みたかった」＝元教え子宅に侵入疑い、教諭逮捕―警視庁

　高校生になった元教え子の自宅に侵入したとして、警視庁月島署は４日までに、住居侵入の疑いで、東京都江戸川区立小教諭、水野雅史容疑者（３９）＝足立区＝を逮捕した。同署への取材で分かった。「教え子が高校生になったことを思い出し、制服を盗むために侵入した」と容疑を認めているという。

　逮捕容疑は５月２７日午前１０時ごろ、中央区の女子高生の自宅マンションに合鍵を使って侵入した疑い。

　同署によると、水野容疑者は女子高生が中央区立小に在籍していた２０１９年、学校行事で持ち物を預かった際に鍵を盗み、合鍵を作成したと説明している。小学５年時に担任だったという。

　水野容疑者は、侵入時に女子高生の父親と鉢合わせて逃走。周囲の防犯カメラの捜査などから同容疑者が浮上した。

　蓮沼千秋・江戸川区教育委員会教育長の話　被害を受けられたご家族に深くおわびする。誠に遺憾で、再発防止に努める。　

［時事通信社］