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自民・笹川氏、岸田首相の責任に言及=「トップがけじめを」

時事通信 / 2024年7月7日 14時41分

 自民党の笹川博義衆院議員は7日、同党派閥の裏金事件に関連して岸田文雄首相(党総裁)の責任に言及した。前橋市で開かれた党群馬県連の会合で「組織のトップにけじめをつけてもらわなければならない。これがないと自民党再生の第一歩にならない」と述べた。

 笹川氏は当選4回で茂木派所属。同派議員からはこのところ首相に批判的な発言が相次いでいる。

 笹川氏に続いてあいさつした福田達夫元総務会長(安倍派)も「けじめがなくて次の話をしても砂上の楼閣だ」と指摘。同時に「けじめの話だけでなく、いかに新しいものをつくっていくかという議論を(党員と)させていただく」と強調した。

 一方、小渕優子選対委員長は9月に想定される総裁選について「多士済々の候補者が党改革、政治改革、この国をどうしていきたいかを活発に論争する必要がある」と語った。 

[時事通信社]

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