制裁解除など公約実現に全力＝保守強硬派に協力訴え―イラン次期大統領

　【イスタンブール時事】イランの改革派ペゼシュキアン次期大統領は６日、首都テヘラン郊外のホメイニ廟（びょう）で当選後初めての演説を行い、「私は偽りの約束はしていない」と述べ、国際協調を通じて経済制裁解除などを主張した公約実現へ全力を尽くす意向を示した。イランメディアが伝えた。

　ペゼシュキアン氏は聴衆らを前に「制裁や戦争の影を取り除く」と訴え、「地域協力や世界との建設的な対話」を追求していくと強調。選挙戦で対立した保守強硬派に対し、政治や経済、社会の課題解決に向け協力を呼び掛けた。　

［時事通信社］