無党派３割超が小池氏に＝１０代・２０代は石丸氏最多―都知事選出口調査

　現職の小池百合子氏が勝利した７日投開票の東京都知事選で、時事通信は出口調査を実施した。全体の６割弱を占める無党派層の３４％、自民党支持層の６７％が小池氏に投票。無党派層の投票先で小池氏の次に多かったのは石丸伸二氏で２９％、蓮舫氏は２２％にとどまった。

　年代別で見ると、１０～２０代の投票先で最も多かったのは石丸氏で、３０～５０代では小池氏に肉薄。小池氏は７０代以上の半数から支持を集めた。性別では、男性の３５％、女性の４３％が小池氏に投票。石丸氏に投じたのは男性の３２％、女性は１９％だった。

　２０２０年の前回選で小池氏に投じた人のうち、今回も同氏に投票したのは５６％。残りは石丸氏と蓮舫氏に回った。

　支持政党別では、小池氏は自民党に加え、公明党も取り込んだ。蓮舫氏は立憲民主、共産各党支持層の７割の支持を得た。

　調査は７日の投票直後の有権者を対象に行い、計９２４人から有効回答を得た。　

［時事通信社］