「中朝友好の象徴」消える=首脳会談時の足形―中国・大連
時事通信 / 2024年7月8日 16時46分
【大連時事】中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(当時)が2018年に会談した中国遼寧省大連で、両首脳の足形をかたどった記念碑が消えていたことが分かった。「中朝友好の象徴」が突然なくなったことで、さまざまな臆測を呼んでいる。
足形が設置されていたのは大連市内の黄海に面した保養地域。中朝首脳は18年5月、海沿いの道を散策しながら歓談した。
今月7日に同地を訪れると、足形のあった場所はアスファルトで覆われた上、路面標示が施されていた。地元当局の関係者は「観光客が立ち止まって見物し、交通の妨げになっていた」と説明。足形が見えなくなったのは「確か去年」だといい、正確な時期は不明だ。新たな記念碑の設置については把握していないという。
金正恩政権は最近、長年北朝鮮の後ろ盾を務めてきた中国よりもロシアに接近する動きを見せている。一方の中国は、ロ朝とは一定の距離を置く姿勢を示している。韓国メディアは、中朝間に吹く「すきま風」が記念碑を巡る動きにつながった可能性があると報じた。
[時事通信社]
この記事に関連するニュース
-
「中朝友好の象徴」消える
時事通信 / 2024年7月8日 16時47分
-
ロ朝軍事協力「別次元に」=対ロ支援の中国へ対抗措置も―米国務次官補インタビュー
時事通信 / 2024年7月4日 15時44分
-
中ロ、勢力圏でせめぎ合い=「蜜月」演出の裏で
時事通信 / 2024年7月3日 15時54分
-
ニュース裏表 峯村健司 「露朝条約」にいらだち募らせる中国、三角関係に〝きしみ〟プーチン氏の訪朝、東アジアの国際秩序に地殻変動もたらす
zakzak by夕刊フジ / 2024年6月29日 10時0分
-
〈プーチン電撃訪朝で遅刻!〉それでも金正恩は大歓迎。会談の核心は7回目の核実験のお墨付きか?米大統領選前の決行ならバイデン政権に打撃
集英社オンライン / 2024年6月19日 19時57分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)