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米大統領がコロナ感染=軽症、演説は見送り

時事通信 / 2024年7月18日 8時58分

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは17日、バイデン大統領が新型コロナウイルスに感染したと発表した。症状は軽く、地元の東部デラウェア州で自主隔離する。バイデン氏は西部ネバダ州ラスベガスで予定していた演説を見送った。

 バイデン氏はラスベガスをたつ大統領専用機に乗り込む際、記者団に親指を立て、「大丈夫だ」と語った。隔離中も全ての職務を遂行する。

 発表によると、バイデン氏は17日午後に鼻水とせきを伴う呼吸器症状を発症。ラジオ番組のインタビューには応じたものの、その後受けた検査で陽性となった。

 これを受け、演説を予定していたラテン系人権団体の会合は欠席した。バイデン氏の主治医は、呼吸や体温は正常だと指摘。新型コロナの経口治療薬を投与したという。

 バイデン氏を巡っては、6月の大統領選候補者によるテレビ討論会で精彩を欠き、民主党内から撤退圧力が高まっている。17日に公開された黒人向けニュース番組のインタビューでは、選挙戦を再考する可能性があるかと問われ、「私に何らかの病状が表れたら、医者が問題を抱えていると言ったら(検討する)」と答えた。 

[時事通信社]

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