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「バイデン氏、近く撤退決断か」=民主重鎮ペロシ氏が見解―米報道

時事通信 / 2024年7月19日 10時37分

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は18日、11月の大統領選で再選を目指しているバイデン大統領(81)が近く撤退を決断する可能性があるとの見方を、民主党重鎮のペロシ元下院議長が示したと報じた。米ネットメディア「アクシオス」も、バイデン氏が今週末にも撤退を決断するだろうとする民主党幹部の見解を伝えた。

 バイデン氏は6月27日のテレビ討論会で精彩を欠き、高齢不安が再燃。党内からの撤退圧力が強まっている。バイデン陣営の報道担当者は、「大統領は党の指名候補であり、そのことは再選を果たすまで変わらない」と強調し、撤退の臆測を否定している。

 ポスト紙が党関係者3人の話として報じたところでは、ペロシ氏は複数の党所属下院議員に対し、バイデン氏が近く周囲の説得を受け入れて選挙から撤退する可能性があると語った。同紙はまた、党内で大きな影響力を持つオバマ元大統領が、再選の可否についてバイデン氏は真剣に再検討するべきだとの認識を周囲に示したと伝えた。

 さらにアクシオスは、複数の党幹部が「バイデン氏は選挙戦を続けることを諦めているようだ」と話したと報道。バイデン氏に近い関係者は「ハリス副大統領を後継に据えるとの発表が近々あっても不思議ではない」とニューヨーク・タイムズ紙に述べた。

 バイデン氏は17日に新型コロナウイルス感染が明らかになり、地元の東部デラウェア州で自主隔離に入った。バイデン氏の主治医は18日、軽い症状が続いているが、発熱はないと明らかにした。 

[時事通信社]

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