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宜野湾市長がホテルで死亡=病死か、公務出張中・東京

時事通信 / 2024年7月26日 13時6分

 26日午前9時35分ごろ、東京都港区赤坂のビジネスホテルの一室で、沖縄県宜野湾市の松川正則市長(70)が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。警視庁赤坂署によると、現場の状況から病死の可能性があるという。

 同署によると、松川氏は公務で東京を訪れ、ホテルに宿泊していた。待ち合わせ時間にロビーに下りてこなかったため、市職員がホテル従業員と共に部屋を訪ねたところ、ベッドの上で寝間着姿のまま横向きに倒れている松川氏を発見した。

 同署は検視などを行い、詳しい死因を調べる方針。

 市によると、松川氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の跡地利用に関する要請で、内閣府などを訪れていた。

 松川氏は副市長を経て2018年、宜野湾市長に初当選し、現在2期目。普天間飛行場の危険性の除去と早期返還を日米両政府に繰り返し求めていた。

 都内で取材に応じた又吉信一後援会長(80)によると、松川氏に持病はなく、今月9日に会った際は元気な様子だったという。「公務が忙しく、休むように言っても地域の行事は必ず参加していた。暑い中で無理をしていたのではないか」と振り返り、「選挙公約を実現しようと頑張っていたので非常に残念だ」と話した。 

[時事通信社]

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