トランポリンで体幹強化=14歳の新星、金メダル―スケートボード・吉沢選手〔五輪〕
時事通信 / 2024年7月29日 4時24分
金メダルを獲得したスケートボード女子ストリートの吉沢恋選手(14)=ACT SB STORE=は中学3年生。成長が止まらない新星スケーターは、初めて出場した五輪でパリの空を華麗に舞った。最後の大技を決めると、空に向かって両手を突き上げて喜んだ。
相模原市出身で、小学1年の時にスケボーを始め、空中での姿勢を保つのに必要な体幹とバランス感覚を鍛えるため、小2になってトランポリンにも取り組んだ。
同市内のスポーツクラブでトランポリンを指導した山田勝昭さんは吉沢選手について、「ごく普通の子。ポーカーフェースでいつも淡々としていた」と話す。周りに影響されないメンタルが吉沢選手の強みという。「一喜一憂しないため、本番に強い。ボードを操作するために必要な足先の感覚もいい」と続ける。
吉沢選手は日頃、体を柔らかくするためのストレッチを入念に行っている。腹筋と背筋を交互に縮ませたり、伸ばしたり、自宅でも体幹を鍛えるメニューに取り組んできた。
地道なトレーニングは、ここぞという場面での技の成功につながっている。6月、ブダペストで開催されたパリ五輪の代表選考会では、決勝の一発技「ベストトリック」の最後にボードを縦横に回転させる大技を決めて優勝した。山田さんは「体操用マットを使ってたくさん練習していた」と振り返る。
吉沢選手は中学2年の時、「スケートボード選手としてご飯を食べられるようになりたい」と夢を語っていた。大舞台でメダルを勝ち取り、実現に一歩近づいた。
[時事通信社]
この記事に関連するニュース
-
【パリ五輪】「スケボーで食べていきたい」決意した14歳・吉沢恋が飛躍のために取り組んだ2つの“競技”
スポーツ報知 / 2024年7月29日 7時39分
-
【スケートボード】14歳・吉沢恋 金メダル引き寄せた〝他競技〟挑戦「空中での動きの範囲が広がった」
東スポWEB / 2024年7月29日 6時3分
-
スケボー金メダルの14歳・吉沢恋 バツグン安定感の秘密…小学生で培った感覚とは
スポニチアネックス / 2024年7月29日 2時3分
-
スケートボード「金」吉沢恋、ひたむきな滑り込みでメイク率高める…「ここ」の名を世界に
読売新聞 / 2024年7月29日 1時46分
-
スケートボード・吉沢恋はこんな人…学校が大好きな中学生「シンデレラガール」
読売新聞 / 2024年7月28日 18時8分
ランキング
-
1岸田首相「日本に感動と勇気」=柔道角田選手に祝意〔五輪〕
時事通信 / 2024年7月28日 21時55分
-
2【熊本市電】「脱線の原因は」記者会見の直後に新たなトラブルで立ち往生
KKT熊本県民テレビ / 2024年7月28日 20時37分
-
3パワハラ疑惑の斎藤知事に維新・馬場代表「真相解明が大切」疑惑が事実と判明したら「生みの親の立場から、しかるべき判断するように本人に直接話することになる」
MBSニュース / 2024年7月28日 18時35分
-
48月中旬まで運転見合わせ=山形新幹線、大雨影響―JR東
時事通信 / 2024年7月28日 17時26分
-
5男子トイレを素手で掃除「おしっこが飛び散っていて。気持ち悪かった」 女子児童に指示した小学校の職員「できるだけきれいな校舎にして卒業生を送り出したかった」
RKB毎日放送 / 2024年7月28日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください