米大統領、最高裁改革を提言=任期制導入が柱
時事通信 / 2024年7月29日 18時37分
【ワシントン時事】米ホワイトハウスは29日、バイデン大統領が同日演説し、連邦最高裁改革を提言すると発表した。現在終身制の判事の任期制導入が柱。実現に向け議会と協力する意向を示す。
最高裁を巡っては、トランプ前大統領が3人の保守派判事を任命して9人中6人が保守派となり、リベラル派は不満を募らせている。2022年には人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定した。
バイデン氏は29日付の寄稿で「誰一人として法の上に立つ者はいない。大統領も、最高裁判事もだ」と指摘。1947年の憲法改正で大統領の任期制限を導入したように、最高裁判事も任期制とすべきだと主張する。
具体的には、定数9人の判事を2年ごとに1人ずつ交代させ、18年の任期とする。最高裁判事の過剰接待疑惑を受け、倫理規定の策定も訴える。
さらに、最高裁が大統領の在任中の犯罪を免責しないよう求める。最高裁が今月、20年大統領選の結果を覆そうとした事件で起訴されたトランプ氏の「免責特権」を容認したことが背景にある。
[時事通信社]
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1イスラエルが「ヒズボラ」拠点を空爆
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月29日 3時21分
-
2ハリス米副大統領の偽動画拡散=Xでマスク氏、オーナー自ら規約違反か―米大統領選
時事通信 / 2024年7月29日 15時10分
-
3米カリフォルニア州で山火事急拡大、24時間で2倍に
ロイター / 2024年7月29日 10時27分
-
4フランス一部通信設備に破壊行為 ケーブル切断 26日との関連不明
ロイター / 2024年7月29日 20時22分
-
5「汚物風船戦争」は南北リアル戦争にエスカレーションか?
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月29日 12時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)