立・国、原発や安保で協議へ＝連合系議員が橋渡し

　立憲民主、国民民主両党に所属する連合出身の国会議員は２日、泉健太、玉木雄一郎両代表と東京都内でそれぞれ面会し、次期衆院選に向けて原発や安全保障などの基本政策で一定の合意を得るための協議を早急に行うよう要請した。これを受け、泉、玉木両氏は電話で会談し、協議を始める方針で一致した。

　連合は支援先が立民と国民に分かれる「股裂き」状態に苦慮している。５月に示した基本方針で、両党について「政権を担い得る政治勢力の結集の核となることを期待する」と明記。外交・安保やエネルギー政策、憲法など国の根幹に関わる論点で歩み寄りを求める立場を示していた。　

［時事通信社］