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新紙幣、ネット出品相次ぐ=1万円札が7倍の例も―発行1カ月

時事通信 / 2024年8月3日 4時25分

 20年ぶりの新紙幣発行から3日で1カ月となった。市中で手にする機会が増える一方、インターネット競売サイトへの出品も相次ぎ、中には「1万円札」に7万円の値が付く例もある。運営元は「コレクション性が見受けられない場合は削除対象になる可能性がある」と指摘している。

 競売サイト「Yahoo!オークション」では、コレクション性や希少価値が認められれば、発行中の紙幣でも出品は可能だ。運営元の「LINEヤフー」(東京都千代田区)は「ユーザーにとって一定のニーズがある」と理由を説明する。

 サイトでは実際、渋沢栄一の1万円札で「記番号」に同じ数字が並ぶ「ぞろ目」の紙幣に7万円の値が付いた例も。落札されたかは不明だが、北里柴三郎の千円札でも額面を超える入札価格が確認できる。ただ、コレクション性が判断できない場合は同社ガイドラインの出品禁止物に該当して、削除対象になることもある。

 一方、フリーマーケットアプリ「メルカリ」では、「新1万円札」などのキーワードで検索しても出品は確認できない。運営会社(港区)が紙幣や金券類の出品を規約で禁じているためだ。

 同社の担当者は、犯罪で得た現金が出品されて「マネーロンダリング」(資金洗浄)に悪用される懸念があると説明。「出品されれば削除などの措置を取ることもある」と話している。 

[時事通信社]

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