アジア株も軒並み安=半導体銘柄が急落
時事通信 / 2024年8月5日 19時51分
【シンガポール、ロンドン時事】5日のアジア株式市場では、米景気減速懸念などを背景に各地で株価指数が軒並み安となった。台湾と韓国では8%超急落。いずれの市場も主力の半導体関連企業の株価急落が響いた。
韓国総合株価指数(KOSPI)は8.8%安で終了。ロイター通信によると、2008年10月以来約16年ぶりの下落率を記録した。一時は下落率が10%を超え、株価暴落対策としての取引中断措置が約4年ぶりに発動された。サムスン電子やSKハイニックスが大きく売られた。
台湾の加権指数は8.4%安で引けた。半導体受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が9.8%安と大幅安だった。いずれの企業も、世界的な生成AI(人工知能)ブームを背景に直近まで株価が最高値圏で推移していた。
ほかに、オーストラリアが3.7%安のほか、マレーシアが4.6%安、シンガポールが4.1%安、インドネシアが3.4%安など東南アジアでも軒並み安となった。一方、中国株は上海総合指数と香港のハンセン指数ともに1.5%安と、下げ幅は限定的だった。
欧州株も午前の取引で軒並み下落した。欧州の主要600社で構成するストックス600は一時3.2%下落。ドイツやフランスの主要指数もそれぞれ3%超落ち込んだ。
[時事通信社]
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1【解説】株価“史上最大の下げ幅”…大きな2つの要因 下落いつまで? 経済への影響は
日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 19時35分
-
2日経平均株価“大暴落”で「新NISA」は大丈夫?聞かれる不安の声 円高で物価高は落ち着く可能性も【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月5日 22時38分
-
3最高の1万9210円アップ=賃上げ率5.58%は33年ぶり水準―24年春闘
時事通信 / 2024年8月5日 18時40分
-
4ホンダ、コンパクトカー「フィット」リニューアル 「本当にデザインが良いよなぁ」SNS期待の声
J-CASTニュース / 2024年8月5日 7時10分
-
5「日本経済最悪のシナリオ」を意識し始めた日本株 円安の追い風を自ら止め、政策は機能不全に
東洋経済オンライン / 2024年8月5日 21時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)