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モットーは「楽しむ」=連覇ならず落胆―スケボー・四十住選手〔五輪〕

時事通信 / 2024年8月6日 22時47分

 スケートボード女子パークの四十住さくら選手(22)=第一生命保険=は「楽しむ」をモットーに子どもたちと一緒に滑り、後進の育成にも関心を示している。五輪連覇の夢は破れ、落胆した様子で会場を後にした。

 「オリンピックで金メダルを取りたい」。四十住選手の地元、和歌山県岩出市にある酒造会社「吉村秀雄商店」の安村勝彦社長は2020年5月、コロナ禍で練習場所に困っていた四十住選手の力強い言葉に圧倒された。

 岩出市から金メダリストを、との思いも手伝い、会社の倉庫を四十住選手専用の練習施設に改修して無償で提供。以来、四十住選手は幅25メートル、高さ15メートル、奥行き23メートルの施設で、時間も天気も気にせずに技を磨いている。

 安村社長は、東京五輪で初めて採用された同種目で初代女王に輝いた四十住選手から、首に金メダルを掛けてもらったという。「重くて大きかった。『けがをしないように』と何度も伝えた」と振り返る。

 安村社長によると、最近の四十住選手は子どもたちと一緒に滑り、「後進を指導したい」と口にしている。パリ五輪前には「連覇できるのは私しかいない」と話していたという。

 「普段はにこにこして本当に明るい子。楽しそうに練習し、プレッシャーにも強い」。四十住選手についてそう語った安村社長は「思いっきり楽しんで」と背中を押していた。 

[時事通信社]

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