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「毎日が人生のハイライト」=平和の祭典支えた17日間―ボランティアら閉幕惜しむ・パリ五輪〔五輪〕

時事通信 / 2024年8月12日 7時12分

 数々のドラマや感動を生んだパリ五輪が11日、幕を下ろした。「ボンジュール」「メルシー」。各国から集った観客らに笑顔で声を掛け、17日間の「平和の祭典」を支えたボランティアスタッフらは「毎日が人生のハイライト」「観客との交流が楽しかった」などと振り返り、閉幕を惜しんだ。

 英語講師松野千絵さん(58)=東京都練馬区=はスケートボードやブレイキン(ブレイクダンス)などの競技会場となったコンコルド広場で、選手のインタビューの誘導などを担当した。

 パリでは、東京五輪で一緒にボランティアをした友人とルームシェアをして過ごしたという。「合宿みたい。毎夜、こんなことがあった、あんなことがあった、と話し合った」とほほ笑む。

 松野さんは、スタッフとしての採用が決まってから開催までにフランス語検定3級を取得。日本ダンススポーツ連盟(江東区)に「何かボランティアの経験をさせてもらえないか」と問い合わせ、2月に開催された全日本ブレイキン選手権で選手の誘導などを受け持ったという。

 準備万全で臨んだパリ五輪。思い出は、ブレイキン女子の湯浅亜実(ダンサー名AMI)選手(25)が金メダルを獲得した瞬間に立ち会えたことだ。「ブレイキンが大好きで、熱烈に応援していた。本当にうれしかった」と松野さん。記者会見を終えた湯浅選手と記念撮影をしたことを笑顔で明かした。

 ボランティアスタッフは30万人以上の応募者の中から選ばれた。パリ在住のインド人男性はテニスの会場で観客席の案内を受け持ち、フランス語のほか、英語、ヒンドゥー語なども使って対応したという。「ゲームも近くで見ることができたし、観客との交流も楽しかった」とほほ笑んだ。 

[時事通信社]

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