米コロンビア大学長が辞任＝ガザ反戦デモ対応で批判

　【ニューヨーク時事】米ニューヨークの名門コロンビア大は１４日、シャフィク学長が同日付で辞任したと発表した。同大は一時、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ攻撃に反対するデモの世界的な中心地となり、多数の逮捕者を出すなど混乱。シャフィク氏の対応に批判が集まっていた。

　シャフィク氏は声明で「見解の相違を克服することが困難だった」と振り返った。新学期開始前の辞任が「この先の課題を（同大が）乗り越えるために最善だと判断した」と説明した。　

［時事通信社］