病気療養中の総務部長交代＝「職務遂行、心身ともに困難」―兵庫県

　兵庫県は１６日、病気療養中の井ノ本知明総務部長を交代させる人事を発表した。１９日付で総務部付に異動させ、後任には有田一成秘書広報室長を起用する。

　井ノ本氏は斎藤元彦知事を支えてきた側近の一人で、知事を告発した文書問題に関する県の内部調査を行った責任者だった。「職務を遂行することが心身ともに困難な状態」として、７月３０日に異動願を提出し、同日から病欠している。

　また、体調不良を理由に希望降格した小橋浩一前理事の後任には、稲木宏光財務部長を起用する。　

［時事通信社］