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サウナでの事故に注意=心筋梗塞ややけど―消費者庁

時事通信 / 2024年8月17日 4時50分

 近年ブームになっているサウナで事故が増えているとして、消費者庁が注意を呼び掛けている。心臓発作を起こして入院したり、やけどで指を切断したりしたケースのほか、死亡事故も起きているといい、「体調を見極めて無理なく利用してほしい」と促している。

 関係機関から収集した事故情報のうち、サウナ関係は10年前から年2~6件で推移していたが、2022、23年度はいずれも10件だった。10年以降に起きたのは78件で、82人がけがをするなどした。やけどが最多で4割近くに上り、意識障害や循環器障害もあった。40~79歳が全体の7割(年齢不明を除く)を占めた。

 死亡したのは2人で、家庭用サウナを利用していた高齢女性が全身やけどで、保養施設のサウナで70代男性が急性循環器不全で亡くなった。

 指を切断したのは70代男性で、サウナ内で意識を失って倒れていたという。

 消費者庁は、高温の照明器具やガラス、サウナストーブに水を掛けて出た蒸気に触れたことによるやけどの危険性を指摘。ぬれた床で転倒する恐れもあるとした上で、「急にサウナや水風呂に入ると激しい温度変化で心筋梗塞や脳出血を起こす恐れがある。体を慣らしながら、我慢せず自分に合った利用をしてほしい」と呼び掛けている。 

[時事通信社]

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